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占いの長い歴史と日々の進化

占いの発祥は古くそれぞれの占いは長い歴史を持っています。
長い間、多くの人に信じられてきた占いとはそれだけ信用する価値がある占いだと言えるでしょう。
しかし例えば100年前と現在とでその占いが全く変化していないというわけではありません。
それは100年前と現在では私たちの生活様式は大きく変化していますよね。
インターネットの出現などもその1つですが、生活が大きく変化したからこそ、占いも全く昔と変化しないでは今の私たちを占ってもあまり効果がない、伝わりにくくなってしまうからです。
そのため根本的な部分は変わらないとしても、その時代に合わせた占いに進化しているのです。

例えば占いサイトなんてまさにその典型ですよね。
ネットがない時代にはありえなかった占い方法です。対面ではなくネットを介して占うからといって占いの本質や占いの結果が変わるわけではありません。
ただ利便性が高まり占いを信じる人が増え、占いがますます発展すればそれは占いにとっても望ましい変化と言えるでしょう。

また個別でも見てみましょう。
私たちは一度占ってもらった内容は変化しないと思っていませんか?
特に姓名判断手相などの東洋占いにはその性質が高いように思えます。
だって名前が変わるわけじゃないし、手相は生まれてから死ぬまで変わらないから個人の手相が識別出来るでしょ・・・・と。
確かにその通りなのですが、5年前に占ってもらった結果と、今占ってもらった結果が同じになるとは限りません。
それな日常生活を送る中であなた自身が日々進化しているからです。
もし占いで嫌な結果が出たとしても、未来はあなた次第で変える事が出来るのです。

占いと科学について

占いと科学は真逆なものだと考えている人もいるかもしれません。
しかし昔は占いと科学はよく似たものでもあったのです。
今のように科学の力を使って天気予報を行う事が出来なかった昔は農作物を作るために占いは欠かせない存在でした。
そして占いは星の動きや月の動きを見ながら緻密に計算して天気を予測していたのです。
それは天文学の要素もありますし、統計学や数学の要素も含まれています。

その証拠に当時は有名な科学やであるケプラーレオナルド・ダヴィンチらもみんな占星術を実践していたからです。
その後科学はどんどん進化し科学と占いは決別していきます。
現在では科学では予測する事が出来ない分野、その人の性格だったり、過去や未来、そして前世なども占いによって見る事が出来るとされていますから科学が発達したように、占いも時代とともに発達していると言えるでしょう。

そして現在の占いは科学という事は出来ませんが、心理療法、カウンセリングの一環としての要素があると言えるでしょう。
ストレス社会、そして人間関係の希薄化の中で占いがしめる役割は年々大きくなってきているように思うのです。
占いなんてインチキが、科学的根拠は何もない。そんなふうに否定をする人がいるかもしれません。
しかし占いによって人生が変わり、前向きに生きれるようになった人が大勢いる事もまた真だと言えるでしょう。

もちろん中には口からデタラメな事ばかりいい、お金を騙し取るインチキ占い師が存在しないわけではありません。
なので信用出来る占い師を見つける事が占いを信じる事が出来る最大の要因だと言えるのではないでしょうか?

占いには生活の知恵が詰まっている

昔の人は伝達手段もなく、科学も今よりも発達していませんでした。
そのため家畜民族などは自分達がどの方角に旅をすれば天災に合わずにすむのか、また家畜のエサがある豊かな土地にたどり着く事が出来るのか?
全くの手探りの状態からスタートしたのです。時には命を落とす事だってあったでしょう。
しかし星の動きをみたり、計算式を使って占いをする事で少しでも旅のリスクを抑える事に成功したのです。
まさに占いは当時の生活の知恵が詰まった画期的なリスクオフの方法だったのです。

家畜民族だけでなく、世界中の多くの国家が占いによって国をまとめたり、戦争を仕掛けたりしてきました。
優れたシャーマンがいる国家が繁栄する事が出来たのです。もちろん日本でもそうです。有名なのは邪馬台国の卑弥呼や安倍晴明などがそうです。
科学の発展した現在からすれば不思議な事がいろいろあります。
しかし科学の力を持ってしても、なぜ占いがこれほど的中率が高いのか説明出来ない部分もたくさんあります。

現在では家畜民族自体が数を減らしていますが、もし家畜民族がいてもネットを使えば世界中の天気を知る事が出来ます。
地図機能を使えば何メートの先に何があるなど一目瞭然です。
それはとても便利ですが、それでもどの方角があなたにとっての運気がいいなどは科学では知る事が出来ません。

そして科学で分かる事は科学の知識や技術を利用すればいいのです。
心の作用や運気など科学では埋められない領域は今でも占いが活躍出来る場だと言えるでしょう。
占いには生活の知恵が詰まっていて、古人の知恵を現代でも活用する場面は多々あるのです。
時代を超えて活用する力があるという事自体、とても不思議な気がしますね。

そしてこれから先、まだまだ科学は進み人々の生活は大きく変化していくでしょう。しかし占いは存続し続ける気がします。
そうして3000年前からずっと大勢の人達の手によって語り継がれてきたというわけです。

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このページを書いた人

大松 玲那
筆者:大松 玲那

私自身、占いに興味を持ち、占い師に相談することで新たな視点を得た経験から、占いが人々の生活に役立つものであることを感じ、多くの人が手軽に占いの知識を得られる場を提供することができればと思い、このサイトを運営することを決めました。初心者にもわかりやすい情報を提供し、悩みや相談事に対して適切な占い方法やアドバイスを紹介することで、多くの人々が自己理解を深め、より豊かな人生を送ることができるようお手伝いしていきます。