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占い姓名判断は存在しない?母の口癖

私の母は、占いなんかアテにならない。
占い姓名判断なんて、ないだろう。という言葉を、よく口にしていました。
占い姓名判断なんか、存在しない。
母にその概念を植え付けたのは、若い時に起きた、2つの出来事でした。
大学を卒業して、しばらくした頃、まだ独身だった母の元に、知らない男性から突然電話がかかってきたのです。
一体どんな用件だろう?と思いながら電話に応じたところ、とんでもない用件でした。
なんと男性は、見ず知らずの母に、結婚を申し込んだのです!
戸惑う母に、男性は事の成り行きを説明しました。
自分は、頭脳明晰な子どもが欲しいと思っている。
それにはどんな相手と結婚するべきか?とよく占い姓名判断をしてくれる鑑定士に相談したところ、ある高校の卒業生に運命の相手がいる。
その高校が、母の母校だったと。
そして、どこから入手したのか全く不明ですが、当時の卒業写真を見て、一番美人だと思った母と結婚したいと思った。
と言うのです。
果たしてその鑑定士の出した結果が、占い姓名判断だったのか?それとも口からでまかせだったのか?
それは、もう永遠に分からない事です。
何故、永遠に分からないのか?と言うと、母はその見ず知らずの男性と結婚するどころか、会うこともなかったのです。
母は高校2年生の時に同級生だった男子生徒と既に交際しており、そのため男性からの申し出はその場で断りました。
そして、男子生徒とは出会ってから10年後に結婚し、その男子生徒が私の父になったのです。
2つ目の出来事は、若い頃に父との相性を占ってもらうために、何か所かの占い専門店に行った時の出来事でした。
10年近く付き合っていたのに、どの占い師も口を揃えて、父と母は相性があまり良くない。と、言い切ったのです。そんな出来事から、占い姓名判断なんかない。占いはアテにならない。という価値観を持ってしまったそうです。

このページを書いた人

大松 玲那
筆者:大松 玲那

私自身、占いに興味を持ち、占い師に相談することで新たな視点を得た経験から、占いが人々の生活に役立つものであることを感じ、多くの人が手軽に占いの知識を得られる場を提供することができればと思い、このサイトを運営することを決めました。初心者にもわかりやすい情報を提供し、悩みや相談事に対して適切な占い方法やアドバイスを紹介することで、多くの人々が自己理解を深め、より豊かな人生を送ることができるようお手伝いしていきます。